私が店長16年のノウハウを「すべて無料」で公開する理由。AI時代に、現場の人間ができる最高の貢献とは。
「佐々木さん、そんなに手の内を明かして大丈夫ですか?」
最近、生成AIの活用について発信を始めてから、同業者や友人によくこう聞かれます。私が16年間の店長人生――飲食店、家電量販店、ネットカフェ、そして中洲のバーで、汗をかきながら積み上げてきた失敗と成功の記録。そして、それをAIでどう解決するかという具体的なプロンプト(指示文)。
これらをすべて無料で公開することにしました。 なぜ、わざわざ自分の「商品」をさらけ出すのか。その理由は、今の現場があまりにも「孤独」であることを知っているからです。
現場は、きれいごとでは動かない
世の中にはAI活用を説くコンサルタントが溢れています。 しかし、彼らの多くは「シフト表が3秒で作れます」「報告書が自動化できます」といった効率化の話しかしません。
もちろん、それは素晴らしいことです。でも、現場の店長が本当に聞きたいのは、そこではありません。
- 副店長に任せきりにした発注ミスで、当日の在庫が消えた瞬間の絶望感。
- スタッフが突然辞めると言い出し、人手が足りない中でお客様を笑顔にしなければならないプレッシャー。
- オーナーと現場の板挟みになり、誰にも相談できずに一人で閉めるシャッターの重み。
これらは、効率化の数字だけでは癒えません。現場の痛みを知っている人間にしか分からない領域があります。
AIは「店長を一人にしない」ための道具
私は、著書『新米店長の道しるべ』の中で、自身の16年間の恥ずかしいほどの失敗を書き綴りました。当時の私にAIという選択肢があったなら、あんなに一人で震える夜はなかったはずです。
私がノウハウを公開するのは、AIを「魔法の杖」ではなく、店長の隣に寄り添う「もう一人の自分(軍師)」として使ってほしいからです。
「このプロンプトをコピペすれば、あの日私が5時間悩んだことが5分で解決する。」 もしそうなら、私は惜しみなくそれを差し出します。現場が少しでも楽になり、店長が本来の仕事である「お客様の感動」に向き合えるようになるなら、これほど嬉しいことはありません。
実行できるのは、ほんの一握り。だからこそ
ノウハウを公開しても、実際に自分の店に落とし込み、スタッフを動かし、成果が出るまで継続できる人はごくわずかです。
情報の価値は、持っていることではなく「やり抜くこと」にあります。
私はこのブログを通じて、私の手の内をすべて見せます。 それを見て、「自分でやってみよう」と思う方を心から応援します。 同時に、「佐々木の考え方はわかった。でも、うちの店に合わせるにはどうすればいいか、一緒に伴走してほしい」と思ってくださる方がいれば、私は全力でその現場に飛び込みます。
16年の「現場知見」×「AI活用」の連載、始めます
これから、私が経験してきた業種別の具体的な悩みと、それを解決するAI活用術を連載形式ですべて公開していきます。
- 飲食店編: 感覚に頼らないスタッフ教育とメニュー開発
- 小売店編: 競合に負けない、お客様の心をつかむ販促術
- マネジメント編: 店長のメンタルを守り、組織を活性化させるAI活用
ITの専門家ではなく、現場の専門家として。 佐々木康仁の「手の内」、どうぞ隅々までご覧ください。
【無料相談:あなたの現場の「痛み」を聞かせてください】 ブログの内容を試してうまくいかなかったこと、あるいは最初から一緒に仕組みを作ってほしいこと。どんなことでも構いません。対面重視のスタイルで、私が直接お伺いします。
